オタとカメラと戦闘機

主に築城基地にて撮影した写真を紹介。時々オタネタなど盛り込んでみたり。

EF400mm F5.6L USM

「EF400mm F5.6L USM」通称シゴロ。

1993年に登場して以来、未だに現行レンズ軍に名を連ねている長寿レンズのひとつ。
このレンズのネックは開放値がF5.6と言う事と、手振れ補正のISが無い事です。反面レンズ重量は1250gとすごく軽く、シャッタースピードが稼げる日中であればその軽さも手伝ってIS要らずです。

 

製品外観


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細くたって赤帯白レンズ(笑)
 

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フードは組み込み型のねじ込み式。
縮めた状態


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伸ばした状態
このフードは結構使い勝手が良くて好きです。

 

使用感

この前に使っていたAPO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMからの大きな違いは、まずAFの速さと正確さ。AFすっぽ抜けからのリカバリーも段違いに速くてビックリです。「スゥ~・・・ック」だったのが「クッ」で食い付きます。

次にIS無しにもかかわらず歩留まりが良い。4段付きのAPO150-500って一体なんだったんだと思うくらいピントが来ます。

そして単焦点と言う「固定画角」への不安も、使ってみれば直ぐに慣れます。逆に言うと絵にならない所は捨てる事が出来て諦めが付きます(´∀`;)ゞ

開放F5.6は一般的には暗いレンズですが、開放から十分に使えるのでF8まで絞らないと使えないAPO150-500と比べると十分に明るいレンズです(笑)

 

総評

「IS無し」「開放F5.6」と言う点さえ我慢できれば、今でも良い仕事をしてくれるレンズだと思います。シャッタースピードさえ稼げれば良い訳ですから、最近の高感度に強くなってきたカメラと併用すれば鬼に金棒なんじゃないかと思います。 逆に低速シャッターで運用する場合は、気合を入れて手ブレを捻じ伏せてください。

素直に一脚や三脚を使用する方が良いかも。

 

以上あくまで私見ですので、あしからず(´ω`)

 

作例

EOS7D+EF400mm F5.6L USM Tv 1/1250 Av 8 ISO 200

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